縛られない形
どうもこんにちは赤猫です。最近はぽかぽか陽気が続いているのでかろうじて元気です。もともと西の方出身なので、西高東低の東低に慣れてないんすよね。冬の時期はカラッとしていて空も透き通ってる感じだし…まあこんなときは気晴らしが必要ということで、自分の場合はこのブログのほかに
youtubeのサッカー実況、vainglory、ギターなど(たまにお絵かき動画もやってる)のでぜひ見てみてください<m(__)m>
それではまた例のごとくやっていきましょう
↓のつづき
まずは映像をご覧ください
もう完全になれてきたなあの授業形式からの、グループワークでの締めにも。介護の時より、始業時間も早かったんだが、体がそれに合うように変化してきているみたいだ…
駅から支店までの道のりも完璧で、少し遠回りして寄り道したりもできる余裕もあるしね。
「えー、それでは皆さんおそろいのようなので。始めたいと思います。今日は創業支援と地方連携について。さっそくなのですがVTRをみてもらいます。テレビ局に作っていただいたもので、面白いコンテンツになっているので。まあ眠くはならないかな(笑)。」
インターンにせっかく来ているのに眠るわけないでしょ(中には眠っている人もいましたが)
「軽く説明しますと、創業支援については、創業なので前日見たような決算書がありません。担保ももちろんないです。なのでどれだけその人の人柄から判断するのかが重要になってきます。地方連携は他地域の信組との連携ですね。これはVTR見てからの方が分かりやすいかも。」
映像の中では…
まずIPOを目的としていない会社に対しての独自のファンドが紹介されていました。他にもファンドがいくつかあり、アーリーステージから志が高いような人を支えるためのファンド等も。そののちは地域活性化に寄与するゴルフ教育塾経営者に、商談のセッティングまで準備したり、ベンチャーキャピタルなんかも出てきました。
大切なキーワードは未来志向の金融です。大きな夢を持つ人々がそれを共有できるように、人と人をつないでいく。
芸者ローン!?
そして地方創生では…
まず特産展を開いている様子が、そこではお客様に地方の名物について知ってもらうでけでなく、仕入れ先と販売店のマッチングなども行っているそうな。東京には人も多くその分多くの財が消費されます。地産都消をキーワードに活動していました。また、そのような地方が何をやっているのか知るために実際に赴いている映像も。そこで語られていたのは、地方の魅力は大企業誘致などでは上がらないということ。多様化の進む市場の中、より多くの付加価値(お金)をつけたニッチな地方の商品が売れるように、力を注ぎます。ほかにも「芸者ローン」という芸者さんが飲食店などを出すときに、専用のローンがあったりして興味深かったです。
「さあこれで映像が終わりです。付け加えて説明するとすれば、糸魚川大火のときに新潟から東京へ資金を移せたのも、地方連携のおかげでしょうか。現地の信組に預けていたお金を無事にこちらへ移して、差支えなく生活ができるようになっていました。」
金融が暮らしに密着していることに実感がなかったけど、この映像を見てとても深くまで入り込んでくれていることが分かりました。前も言ったけど、こういう姿勢=顧客をパターン的に理解せずに、1人1人に寄り添うが大切なんやな(´・ω・)
いったん休憩からの…
「ここで話は変わるのですが。午後は実際に支店へ訪問して、支店長にインタビューをしてもらいたいと思います。今から作戦会議の時間をとるのでグループごとにどんなことを聞くか話し合ってください。」
(行く支店については前日に発表があり、自分たちのグループはそんなに遠くなかったので良かったですが、電車で片道1時間弱かかるぐらいのところもありました。)
「よし、さっそく話し合いしますか。」
「まあ、自分が聞きたいこと言ってみて。プライベートなことでもいいって言ってたから、自由に何でも聞けると思うし。」
インターンpart2 - infoseiri’s blog(←記事の中盤でこの会議について少し触れています)
…1時間後
「やった。うまくまとまったしこれでいくか。」
「そうと決まればメシやメシ。」
今回は前回仲良くなった神奈川から来ていた人と食べました。グループで集まっていたので、他の方とも交流を。
「どこに行くんですか?支店訪問。」
「○○支店です。電車で10分ぐらい。下手したら歩きでいける距離(笑)」
「いいなあ。ゆっくりご飯食べられますね。」
「そうそう。電車で1時間はやばいね。掻き込むようにご飯食べてるし(笑)」
「(´∀`)」
生の声を集める
そんなこんなで昼食も終わり、いよいよ支店へ。まずは電車に揺られて10分。そのあとは結構な田舎道を歩くこと10分、小さな商店みたいなのが並んでいました。
「ここだな。○○支店は。」
若干見つけにくかったですが、迷うことなくたどり着けたのでラッキー(googlemapさまさま)。支店長とあいさつをして、さっそく中を見学させてもらうことに。
「ここが事務を行っているところで。ここが金庫ですね。デジタル金庫が最近は多いと思うのですが、うちはアナログで店にお見えになった時にカギをお客様に引き渡しています。東北の震災の時期なんかは埋まっていましたね。それでは会議室に戻って、インタビューしましょうか。」
「本部で地方創生について勉強したのですが、個々ではどのような取り組みをしているのですか?」
「そうですね、
- この店の前が商店街になっているのでその商店街ローンとか
- 借地が多いのでそれ用のローン
- あとは人気なかったのでなくなりましたが、キュアローン
」
「えっ、キュアローンって何ですか?」
「インプラントってあるじゃないですか。入れ歯でかなり高額費用が掛かるやつ。それ用のローンですね。利用者が少なかったのでなくなりましたが。(笑)」
「さっき、支店にはメガバンクと違ってそこまでお客様は訪問してこないって言いましたが、逆にどんな用事で来ることが多いんですか?」
「税金とか公共料金の支払いですかね。近所の人が近いので来たりしますね。あとはよっぽどのことがないと来ないので、もし来ていたら緊急事態が起こってるのかも(笑)」
「仕事上で一番の苦労は何でした?」
「倒産するのにその社長にお金を貸して手助けできなかったことですかね。なんで何もしてくれないんだって泣きつかれて…お客様と仲良くなるのはいいことが基本多いんですが、それゆえのデメリットというか。」
ストーリー
「自分は新卒3年目なんですけど、たしかに中小企業の社長と大卒すぐが対面するのってなかなかないですよね。かなり仕事としては大変だと思います。お客さんのスケジュールに基本的に合わせるので急に外回りに行くのもあったりしますし。なのにどうしてこの仕事に決めたかというと…はっきり言って最初は金融ってお堅いイメージだしそこまで志望度も高くなかったんです。でも実際やってみると、直に社長と会う機会も多く様々な業界知識が入ってきて成長を感じられたのが良かったですね。話それますが、雑学なんかあるといいかもしれません。それ以外には特にとがった能力はいらず普通で十分です。あと一番は理事長とうまがあったことですね。昔はノルマもあったんですけど、それってほんとうにお客様のためになっているのかっていう。メガバンクと同じようにやっても意味ないですし。お金を出す代わりに人は出さない金融っていやじゃないですか。それよりかはイベント・お祭に積極的に地域にかかわっていけば、お客も自然に自分たちの方を向いてくれます。理事長もノルマを廃止するような考え方をお持ちですし。」
やっぱり、自分の成長につながるのと信念が同じ人と同じ仕事をしているってのがデカいんやろな(´・ω・)支店特化の雰囲気も感じたな。その土地ごとに全然違う経営の仕方。定型的なサービスは一切してない。AI化が進んでも、こういう風に人柄が重要になる仕事は残りそうや。借主と伴走していく融資ってのがよく分かった( ..)φメモメモもうここまでいくと、借主の一部といっても過言やない。
その後本部に戻り…
「では、今日学んだことをグループごとに発表してもらいます。」
へえー、結構大きな支店に行ったところとか、新しいとこに行ったところもあるのか。でもどこの支店もそこで働く人の人柄の良さは伝わってくるな。
「では、4日目からは支店への直行直帰となりますので。よろしくお願いします。」
続きは次回で
(@^^)/~~~