異色
どうもこんにちは赤猫です。
この前、お金を使うなら食べ物だろ、というような前置きをしていましたが。遺伝子組み換え食品の危険性について今回は。youtubeで動画を見ることが多いのですが、おすすめされている動画になぜか、人口削減とか遺伝子組み換えのものがのっていて…ここでは、陰謀論(裏で巨大な組織が食糧問題を解決するために遺伝子組み換えを使って人口削減を企んでいる)というのを議論したいのではありません。遺伝子組み換えが本当に人体に有害なのか。まあ、その名の通り自然界には絶対生まれないような遺伝子を摂取しているわけです。そこで、そんなもの取り入れたら、発がん性とかいろいろ問題が起こるんじゃないの?となるわけですが。専門家的には結論は出せないということでした。われわれは普通の生活を送っていても性交などで、遺伝子が変わることがあり、食べ物だけで健康状態に異常が出るのかは、可能性が少しあるかもねという結論で。ホンマでっかに出ている武田さんの動画だったのですが、学問は過去を、企業は未来をという言葉が印象的でした。学問は過去の積み重ねなので、現実の問題には十分注意して間違っているのではというスタンス。企業は未来を見ているので、売れると思えば商品を生産する。うまくまとまらなかったかもしれませんが<m(__)m>、食事が大切であることには変わりませんかね。
焦っていた私とコンサルとの出会い
それでは、少なくとも私の未来にかかわるインターンの話について
今回は、私が参加した人材系?コンサルタントの1dayインターンについて説明していきたいと思います。どうしてこのインターンに応募したのか、その経緯としては友達と大学で話していたある日のこと…
「いやー、なんか周りの人みんな就活就活で、すごいよなー。」
「大学内でもそれ用の説明会とかバンバンあってるしねー。」
「そういえば、○○ってなにか志望業界とかあんの?」
「おれは、コンサルタントかな」
これが私とコンサルタントの出会いでした。
当時はまだ就活に対して、インターンも全然(1day1回と説明会2、3回)だったので、特に予定も埋まっていません。自分としては志望業界を絞る前に、とりあえず色々見ておきたい、という感じだったため。さっそくネットで応募しました。(リクナビ、マイナビは登録が楽)1dayなので気軽に参加できたのも大きかったのかもしれません。3年生の5,6月で時間があればとにかく予定を入れよう、説明会やインターンに行こうとしていました。
現場へGO
これといった準備もなく、ESも書く必要がないので。ただメールをもらって、現地に行くだけです。平日のお昼から夕方にかけてのインターンでした。電車で自宅から豊洲へ。豊洲は、バイトの家庭教師で何回か行っていたので、地図とかはわかるかもなー(=゚ω゚)ノ確か駅の前にあの建物があって、右に曲がったらアミューズメント?があったよな。どれどれ今日の会場はっと(またもGoogleMap)。ああ、そっちの方向か。一本道だったこともあり特に迷うことなく、時間も余裕で到着できました。
ビルの中の1フロアにある様子。1階の待ち合わせ場所には、学生らしき人だかりが。私服OKだったので私は私服でいきましたが、スーツで来ている方も。気が付いたらエレベーターの方へ列が動き出していたので(ー_ー)!!私も遅れないようについていく。
インターンの現場?部屋の前につくと、さっそくメールあるいはアプリのQRコードを読み取ります。ここで事前予約の有無を調べるわけですね。
「ピッ。」コンビニのレジとかにあるバーコードリーダーで読み取った後、資料をもらって中に入りました。
「よろしくお願いします。」いつもと同じように、テーブルと椅子のセットが6つぐらい。
メンバーとあいさつをして席に着きます。それから10分後
まだ時期が早かったので…
「えー、それでは。おそろいになったようなので、そろそろ始めていきたいと思います。皆さんこんにちは、株式会社○○で人事を担当しています△△と申します。本日は1dayインターンの方に参加していただき、ありがとうございます。さっそくなんですが、今7月の初めですが、このようなインターンに参加する、あるいは就職活動で説明会に参加するのは初めてだという方✋」はい、自分はその時までに説明会は3回ぐらい、短いインターンが5回ぐらいすでにしたことがあったので。自分以外には、それほど手が上がっていなく、ほとんどは未経験の様子…
「あー、では大半はまだ経験していないということですね。そうすると、何をするのか説明した方がいいですよね。大体このように前にスクリーンがあり、企業の方が説明をしてくれます。学生はテーブルにつき、業界や会社についての理解を深めます。その後グループワークがあって社員からのフィードバックがあったりなかったり、という感じですね。今回はコンサルタントということで、皆さんには実際に問題解決をしてもらいます。事前説明はこのぐらいにして、自己紹介が遅れましたのでしたいと思います。改めまして、この会社で6年ぐらい働いている△△と申します。もともと関西の方で働いていて、この前東京の方へ異動してきました。入社当時は常駐コンサルタントとして、IT関係企業の人材育成をやっておりました(派遣社員や、パートの方に対して)。その企業は、インターネットのプロバイダに関するサービスを提供しており、業務内容の見直し(クレームの迅速な対処、契約までの流れ改善など)をして、時間と経費の削減にかかわっていました。ということで、たまに関西弁が出るかもしれませんが、よろしくお願いします。それではグループ内で自己紹介をお願いします。」
グループは男3女3で、僕ともう一人の男の子を除くと皆初心者のようでした。しかし、○○院大学の女の子がいて、なんと就活の枠組みで香港に行ったことがあるそうな。現地でマーケティングについて勉強したようでした。机が狭かったので、みんなの名札(A4用紙を折って作った)と会社の資料でいっぱいいっぱいになっていたなか、自己紹介を済ませ
日本に必要
「はい、ではそろそろいいですかね。それでは、私たちの会社や業界の説明をしていきたいと思います。私たちは複数のグループ会社から成り立っているのですが、人材サービスというくくりでは
- 国内1位
- 世界6位
となっております。世界の話をしても仕方がないと思いますので(笑)、国内の話をすると、
- 派遣やマッチングをする部
- 転職の部
- IT特化の部
- エンジニアやロケット開発までしている部
などがあり、それぞれが異なる領域を担当しているわけですね。ここで、人材業界の現状を知るために、日本を取り巻く環境を見てみましょうか。質問です、日本の人口のうち労働人口はいったい何%だと思いますか?50%、うーん惜しい。30%ちょっと少なすぎですね、それだと成り立たなくなっちゃいます(笑)正解は60%です。大体10人に6人が働いて、何らかの価値を社会に提供しているということになりますね。ですが、この数はこれから減少を続けていきます。そこで考えられる対策は、労働力を増やすか、生産性を向上するかの2つ。前者は少子高齢化という言葉からもわかるように、あまり現実的ではありません。そこで生産性の向上に注力しているわけです。
私たちが実現したいのは、新しい働き方(リモートワークやフレックスタイムなど)と創造的な仕事を増やすことです。こうやって働く形を変えていけば、もっと多くの人が楽しく意欲的に働いて、生産性も向上していきますよね。ところが、現状の日本で仕事を楽しいと感じている人はどれくらいいると思いますか?アンケートを取ったんです。すると出てきた数字は6%。まだまだ目指す姿とのギャップは大きいですね。」
6%か…海外でもそんなに高くはないって言ってはいたけど。まあやる気がないとどんな仕事も手につかないからなー。そこを変えていこうとするのは当然だよね。
「そして、働く形を変えていくために、今までに培った業務や人へのノウハウを生かしている問うわけです。人だったら人事業務(採用など)が主ですが、M&Aでルールの違う会社が合併したときに、そちらのルールを採用するかなども取り組んだことがあります。あと、最近話題になるのはRPAですね。」
これは聞いたことあるぞ。社会人の学びの場がないからってことで記事にもしていました。
このような事業に取り組んでいたので、この企業のインターンに参加したっていうのもあるんだよね。
頼られる特徴
「業務デザインでは、仕事をアウトソーシングしていったり、SIerに頼んで業務を自動化していったり…でも最終的にコンサルタントで大事になるのは、お客様の業務に入り込む、伴走の姿勢を見せることですね。」
ここらへんは、信組で学んだことそのままやな( 一一)やっぱり定型的な商品を売るだけなら、機械でもできるし、人間的な温かさを感じたいということでしょう。
基礎と実践
「それではここからは、コンサルティングの基礎について説明をしたいと思います。」
きた、キタ――(゚∀゚)――!!これが知りたくって参加したんだよ。
「顧客になるのは、悩んでいる会社さんです。営業成績が悪い、社員がどんどん辞めていく、色々な相談が来ます。コンサルティングというのはよく言われる問題解決というものです。では問題とは何なのか、悩んでいる会社さんには目指すべき姿がありますよね。先の例では営業成績順調、低い離職率というのが理想でしょう。それと現実のギャップが問題となります。
ですが、問題が分かっただけではギャップを埋めることはできません。それはなぜその問題が生じているのか、理由がわからないからです。こういう原因があるからこそ、ギャップが生じている、それが分かって初めて原因に直接聞きそうな解決策が考えられるんですね。この解決策=ギャップを埋めるためにやるべきことを課題と呼びます。解決策が分かれば、
つぎは実行段階に入るのですが、全ての解決策をとることは不可能ですよね。企業には予算というものがあります。この範囲内で問題解決をしてもらわないと。そこで、解決策の評価を行います。実行しやすさと効果の度合いという基準で解決策を分類するわけです。」
おおー、ロジックツリーやなぜなぜ分析(どうしてそのギャップが出るのか理由をもれなくダブりなく延々と探し続ける)ことで分析していくんやな。こうして仮説を立て、検証、修正とシステマティックに分析することで、見直しができる。正しい枠組みがないとコンサルティングの評価ができなくなるんやな。
「それではここからは、今までの説明で学んだことをグループワークで実践してもらおうと思います。」データがいろいろ入った資料(会社の部署ごとの悩み、作業別の必要人数、会社の構造図などなど)が配られました。
テーマはIT系のコンサルティングで、新規顧客を開拓しているが、サービスの質の低下で既存客が離れている様子。さっそく会議を始めました。
「うーん、現状としては顧客離れが進んでいるよね。」
「営業の方では、新規の開拓に注力しているみたいだけど…」
「このままやっていったらどんどん入るけどどんどんやめていってしまうから、売り上げも改善しないよ。既存客をつなぎとめるために、サービスの質を向上しよう。」
「この構造図見ると、システム部門が2人しかいないんだよね。営業と営業サポート部門はやっていることが一緒だから、そこから人を割けないかな。」
「そうだね、新人を育てる余裕もないし、育てた新人がすぐにやめていってしまうから。新しく雇うより、既存の社員を使った方がいいかもね。」
「でもそれよりかは、外部から経験のある人を雇った方がいいんじゃ。既存の車委員がシステム部門ですぐ対応できるとも限らないし。」
話はまとまり、一応は解決策を顧客の社長さんに説明できそう。
「それではここらへんで、時間を締め切って。グループごとの発表に移ろうと思います。」
どこも大まかな流れはよかったですが、細かい詰めが甘い様子。誰もがシステム部門の人手不足が原因となっていたのですが、それがだめだったみたいで。人のせいにしてしまうと、解決策が人を増やすにしかなりません。そうではなく、業務の細かい内容を見てあげて、自動化できるところがないかなどを探るべきだと。社員さんからのフィードバックでも、
- 本当にそれで顧客を納得させられるのか
- 信頼して解決策を実行してくれるのか
なにか決定的な説明力にかけると指摘が…経験の差が出たようです。実際の場では、顧客の経営者あるいは社長は、鬼気迫る表情・すがりつく思いでわたしたちに頼ってくるのでしょう。彼らとともに伴走するには、やはり相手の損を自分の損と考えるぐらいの気概が必要でしょう。実際に業務に携わっていない私たち学生が、そこまで機転を利かせられるかどうか(。´・ω・)?
おわりはじまり
「どうだったでしょうか。これでこのインターンは終わりたいのですが、うちはこれ以外にも最初に紹介したように様々なものを用意しています。私がそれらに関わるかどうかはわからないのですが(笑)、もしあったらよろしくお願いします。」
帰り道、私が疲れた様子でエレベーターに向かっていると。
「どうでした?話分かりました?」
社員さんが話しかけてくれました。
「そうですね。それよりもあんなに長い時間(1時間弱)発表を聞きながら、どこが悪いのか的確に指摘している、あなたがすごいと思いました。あのような会議形式で、コンサルティングを進めていくことは普段からあるんでしょうか?」
「ああ、それはチームで進めていくことはあるか?って話?」
「そうです。」
「あれぐらいのレベルだと、個人で進めることが多いかな。あんなふうに、誰かリーダーがいてその人に意見をもらいながら複数のチームで進めるってことは珍しいと思う。他にも質問ある?」
「結構いっぱい聞きたいことがあるんですけど…」そばにもう1人並んでいる学生さんがいました
「そう、じゃあ名刺渡しておくので。お名前を聞いてもいい?」
「○○大学経済学部の赤猫です。」
「赤猫君か、よしじゃ後で連絡するね。(^_-)-☆」
とっても優しい関西系のお姉さんでした。
そのごあいさつをして、電車で帰宅…
その後一体どうなったのかは次の記事で
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